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2011年04月の生物通信
ヒトと魚は似ている?(後編)
前回の生物通信では,脊つい動物の発生において,次のような観察事実が見られることをお話しました。
・脊つい動物の発生中期の胚(尾芽胚)はよく似ている。
・その類似性は発生中期(脊つい動物では尾芽胚)に最も顕著であり,発生初期や発生後期の胚は多様である。
このような傾向は,脊つい動物以外の動物門でも観察されています。
これにもとづいて,「個体発生の中期には進化上変更が加わりにくい時期(ファイロティピック期)が存在する」とする説が登場しました(1990年代)。胚の形態の多様性が「大→小→大」と移り変わるイメージが砂時計の形に似ていることから,この説は砂時計モデルとよばれます。
続きを読む…by paw on 2011/04/05
